辺境の領主を地味にやっていたら、王女と魔導士と獣人姫が嫁ぎに来ました

王都から遠く離れた辺境の地に封じ込められた形で領主を務める俺、ラウル。
どうせ田舎暮らしと諦めていたある日、なぜか王女が使者を連れてやって来た。
「あなたの功績が認められました。ぜひ婚姻関係を結びましょう」
あれよあれよという間に、王女や大国の魔導士、さらには獣人族の姫まで嫁候補として押しかけてきて、大混乱。
辺境でのんびりするはずが、一気に嫁争奪戦に巻き込まれる始末。
田舎で平穏な日々を送りたかっただけなのに、俺の城が一気に華やかになりすぎた……！