桃の節句の雛人形、もとは人形に人の業を負わせて流しやる儀式だったと言われています。今は、きらびやかで幸福の具現のような姿に飾り立てられる雛人形も、それはやはり、人の願いや意思を負わされていることに、変わりはないのかも知れません。その軋みが、ふと、大きく崩れてしまったら……?その経緯と結末は、あなたの目でお確かめください。
歌いました、はい。お雛様だって女の子ですものね。そのうえ、婚礼の儀式を象ったお人形様ですものね。幸せの絶頂であるわけですよ。でもそれがいつまでも続く……それこそ、同じ時のまま張り付いて、前に進むこともなかったら?それは、ある種の地獄かもしれませんね。だから心狂わせ、歪んでしまうのかもしれません。お雛様の大爆発、その一部始終をご覧ください。
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